仏教には、「一切皆苦」「諸行無常」「諸法無我」の三法印に、
「涅槃寂静」を加えた四法印という四つの仏法がある。
これは仏教の根本的な教えだ。
・一切皆苦とは、この世は思うとおりにはならないという教え。
生きることは物足りない。
・諸行無常とは、この世に存在するすべては移り変わっていき、
つかみ得るものなどないという教え。
・諸法無我とは、永遠・不変な本性である我(物事の核となる実体)がないという教え。
・涅槃寂静とは、物足りようという思いを手放して、いまここに落ち着くことこそ涅槃であるという教え。
●ネルケ無方著「日本人に宗教は要らない」より
日本には暑さ寒さなど厳しさがあることから四季があることから日本人は無常を感じていたのではと記されています。