2014年12月31日水曜日

2014大晦日

今年は大晦日も仕事だった。

考えてみれば大晦日まで仕事をした年は久しぶりだったな。
例年ひとつの区切りとして、色々と考えるのだが、
今年も様々な事を考えた。

文章にすると長くなったので割愛(笑)

まぁ、嫌な事も多々あり、
苦しい事も多々あり、
辛い事も多々あり。

ネガティブな事はよくもまあ思い浮かぶものだ。

それはそれで受容して、
大した病気や怪我も無く、年越し蕎麦も食べる事ができて、
無事新年を迎えることができる事に感謝して一つの年を終えます。


休みは元日のみで2日から通常通りの仕事だけど、
それはそれで有難い。

2014年12月28日日曜日

維新という言葉

「維新」という言葉で連想するのは、
有名なところで明治維新では無いだろうか。

近年では橋下徹氏の「大阪維新の会」また「維新の党」をよく目にするが、
過去に平成維新とかいう言葉もあった。

そもそも「維新」という言葉は
孔子の残した書物「詩経」のなかの一文にあった。

※詩経とは古代の詩を孔子が編集したもので、情操のテキスト。
日本における万葉集のようなもの。
(以下CGSのYouTube白倉氏の講義を参考にしたものです)



悠悠たる蒼天、此れ何人(なんびと)ぞや。
周は旧邦なりと雖(いえど)も、其の命(めい)
維新(これあら)たなり。

空は広大で美しいのに、何故人間の社会は治まらないのか
周は古い国で歴史があるのが、良いところを繋いで行かなければならないが、
時代に合わないところは変えていかなければならない。


あまり、うまく簡潔に書けないが、
ようするに良いところは残し、変革すべきところは改善してゆくという意味合いだと思う。

革命とは意味合いが違う。

2014年12月24日水曜日

2014年のクリスマス

こんな事を書くとまた偏屈野郎だと思われそうだけどね。

歳のせいもあるかもしれないが、
プライベートな生活環境のせいもあるかもしれないが、
若い頃に比べるとクリスマスって年々どうでも良い気がしている。

仕事柄、クリスマスに関わるものを頻繁に目し、
クリスマスソングを浴びていると意識しない訳にもいかない。

若い頃は表向きにはクリスチャンじゃないしと言って敢えて意識しないって事もあったが、
そもそも、考えれば考えるほど、「なんだこのクリスマス洗脳は?」
って思えてくる。

ネット上でも言われているが、そもそもクリスマスの意味はわかってないのに只メディアやマーケティングに踊らされて浮かれて、ケーキやチキンを食べて騒いでいるというだけの事ではないか。

某所では「クリスマス粉砕」ってアンチクリスマスのデモなんかもあったらしいが、
意識しすぎている姿が余計に虚しくて笑えてくる。

と批判的な事を並べたものの、子供の頃はやはり楽しみなイベントの一つであり、
プレゼントを頂くという夢もあり良いものだと思う。
そもそも日本には無いファンタジックな世界(サンタクロースの世界など)がクリスマスには付随していて、そこにはキリストとは無関係ながらも魅了されている。
それに様々な業種が乗っかり一大イベントと化したのだろうけど、
人(子供)にプレゼントを贈ったり、交換したりする文化としては、一年に一度一斉に贈る相手を想像し思いやりの気持ちが生まれる行事だと思うと悪くは無いね。

2014年12月22日月曜日

軍師官兵衛 終了

    ついに昨日NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が最終回を迎えました。

    最後の関ヶ原の戦いは時間の都合だかわからないがやや駆け足なスピードだったけど、
    一年通してはやはり三英傑が次々と登場するので見応えはありました。
    特に江口洋介の信長は鋭いオーラが出ていてハマり役だったし
    あと、茶々(淀)の二階堂ふみも非常に良かったと思う。
    もちろん主役の岡田准一も回を重ねる事に役が沁み付き
    アイドルとは思えない風貌になって気もした。


    CG技術でかなり臨場感が表現できているのも最近の大河の特徴。
    城や風景など本当に雰囲気が出ている。



    さていよいよ来年は「花燃ゆ」
    松陰の妹が主役の幕末!!

2014年12月18日木曜日

大雪

北海道付近の爆弾低気圧の影響で
ここ東海地方(名古屋など)でも積雪の予報が出ていた。

朝起きたら雪景色かも。
との予報だったが、実際起きるとなんとまぁ・・






















名古屋では20cm以上の積雪だそう。
一宮でも10cm以上積もっておりますね。

幸いに今日は仕事が休み。
配送の仕事なので、もし仕事だったらと思うと恐ろしい・・
休みでほんとに良かった~
感謝。

2014年12月4日木曜日

世に棲む日々 二巻

この巻の途中で松陰は刑死となる。

司馬遼太郎は、革命の初動期には詩人的な預言者が現れ、「偏癖」の言動をとって世から追い詰められ非業に死ぬ。
中期には卓抜な行動家が現れ、奇策縦横の行動をもって雷電風雨のような行動をとる。
その事業家もまた多くは死ぬ。
それらの果実を採って先駆者の理想を容赦なく捨て、処理可能なかたちで革命の世をつくり、大いに栄達するのが処理家たちのしごとである
松下村塾は世界的な例から見てもきわめて稀なことにこの三種類の人間群を備えることができた。

と書かれてある。

戦国時代以降の永く続いていた徳川時代からまさに明治の維新が起こるまでの間の変革はまさに激動だということがよくわかる。
竜馬や新撰組のことはある程度知ってはいたが、この時代の状況は非常に複雑極まりない。
幕府あり、全国に藩があり、そこへ外国が乗っ取り(考えようにより)にくる。そして天皇も。
思想も様々で人を殺す事の悪(罪)のレベルも現代ともまた違う。

松陰亡き後、大揺れに揺れる日本国の中で長州藩の高杉晋作が動き出すのだが、
生まれや育ちが松陰とかなり違うエリートな彼が革命を起こそうと志すまでの経緯や紆余曲折も知らなかった。
剣術、詩、絵画などあらゆる分野で才能を持つ高杉晋作が何をやっていいのかわからなくなり、一時期藩主に使える平凡な生活もまた福なりと思っていたら、途端に革命への道へ進む瞬間が面白い。