重松清著「気をつけ、礼」を読んだ。
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“画家になる夢に破れた美術教師、ニール・ヤングを教えてくれた物理の先生、怖いけど本当は優しい保健室のおばちゃん。教師と教え子との、懐かしく、ちょっと寂しく、決して失われない物語。時が流れること、生きていくことの切なさを、やさしく包みこむ全六篇。”
(アマゾンより)
普段なかなか小説は読まない。
大抵はノンフィクションだったり実用的なものばかり。
よく行く図書館でたまたま目に止まり借りて読んでみた。
短編8編の構成なので読みやすかった。
先生がテーマの一冊になっているのだけど、心理描写がとても上手で面白いと感じた。
立派な先生やとんでもない先生や、そんなウソだろうと思うけど実在しそうな先生など。
読んでいると自然と自分の過去を振り返る。
子供のころと変わらないなと思う部分が嫌だったり、面白かったり・・
普段考えないことをふと考えさせられてしまった。
この本を読むと子供の頃、学生時代というのはエネルギッシュで、成長期なので大切で尊い時期なんだと感じる。
軽く読める小説もいいなと思った。
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