2015年12月17日木曜日

花燃ゆ 終了

2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が終了。

























「花燃ゆ」は長州藩の思想家吉田松陰の次女「杉文」が主人公の
幕末から明治を舞台とした作品。
文(後に美和と改名)は文献が少ないようで一応オリジナル要素が強い。

吉田松陰に興味があり、「花燃ゆ」は大変期待していたが、
松陰が主人公では無いため、松陰や関連のある久坂玄瑞、高杉晋作も途中で
死んでゆく。
一年ある大河ドラマをどのように展開していくのかという興味もあった。

さして主人公は有名な人物では無いので、何故主人公にしたのかとか、
やれ脚本が悪い、演出が悪いだの、さらに視聴率も低いと悪評だらけで、
ドラマに関わる人はさぞ大変だっただろう。

それほど歴史(幕末)に詳しくない私の感想として、
一年間早かったなと思う。

幕末編はおおまかな歴史はわかるが、確かに脚本に違和感があるところもあったり、
設定が微妙に変だったりした。

また登場人物が多いのも幕末の魅力だが、誰にどのくらい時間を割くかというのも
観る側にとっては重要だったりする。
しかし、主人公は無名な人物だから余計に難しいだろう。

“大河ドラマ”として見るにはパワー不足な感じはあるが、それなりに楽しめた。

後半の「大奥編」「明治編」に入って、(途中から脚本担当が変更されたらしいが)
いよいよというか、ようやく「美和(文)」が主人公らしくなり、
ストーリーも良くなった気がする。

現在の日本に比べると、おそらく比較にならないほどの変革が起きた時代。
藩が無くなり、武士が仕事を失い、貿易が始まり、政治が始まり、西洋文化が生活にどんどんと
入ってくる。
その変化の様相がわかる後半の「明治編」は面白く観れた。

個人的意見としては、幕末の新撰組でもなく、龍馬でもなく、長州藩、薩摩藩を軸とした大河にして
もっと男っぽいドラマだと良かったなと思う。

PS
井上真央ちゃんって他のドラマでは観たことないけど、
かわいくてなかなか良かったです(笑)


来年(2016年)は真田幸村が主人公の「真田丸」
あまり詳しくないので楽しく見てみたい。

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