2016年5月23日月曜日

古本屋になろう!

「古本屋になろう!」を読んだ。
(澄田喜広著)




前回のブログに続いてまたも古本屋関連です・・

具体的な考えは無いのだけど、古本屋ってどうなんだろうと少し思ったので
読んでみました。

この著者は現在古本屋を経営されている方で、この道30年ほどのベテランです。

基本的には古本屋の経営を考えている方向けの内容で、
流通、買取、ジャンル、値付けの方法、市場、
具体的な通常業務、開業の際の予算など、
経営の実務書では無いけども思った以上に詳しく書かれていました。

特に面白かったのは、著者の考える今後の古書店(古本屋)のスタイル。
また古書の社会的な意味や位置付けなど、
さすがに観点が鋭く、なるほどなと思わせてくれました。

リアル古書店はもちろん、セドラーを含むネットメインでの古書販売なども
しっかり書かれています。

そして未来の古書店はどうなるかという予想までも。

とはいえ不透明だとの見方もしています。

なかなか為になり面白い本でした。

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