有名な作品だけど、なぜか観てなかったが、
ふとレンタル屋で手にとってみた。
障害を持つ兄レイモンド(ダスティンホフマン)に出会い、
いろいろな事情で一緒に旅をする事になる。
亡くなった父親の形見のオープンカーで旅立ち、
兄が飛行機や高速道路も嫌うためトボトボと一般道で
二人で旅をする流れがとても良い。
はじめは兄を邪険に扱うが、次第に特殊な能力を見るたびに驚き、
それを利用してカジノで儲け、借金返済にあてようとしたり、
カジノで出会った女性とダンスを踊ろうとしダンスを覚えるシーンなども味があった。
自閉症の兄を演じるダスティンホフマンの演技は本当に上手い。
障害が一つのテーマではあるものの重さは感じなかったけど、
最後は少し寂しくもあり、これで良かったのかとも思えるラスト。
さすがの名作という感じだった。
もう一つストーリーとは違う観点で思ったのは、
時代が80年代なので当然ながら携帯電話が無い。
仕事での電話のやりとりや彼女とのやりとりは公衆電話や固定電話だ。
こういうのを見るとやはり今の時代は便利だけど、
せっかちになり、結果を急ぐ時代になっているなと改めて思う。
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