2017年10月2日月曜日

エイリアン・コヴェナント

先日「エイリアン・コヴェナント」を観てきた。
※若干ネタバレもあります。
エイリアン一作目のリドリースコット監督自身がメガホンを取った「エイリアン作品」。 というわけで先日「プロメテウス」を鑑賞したわけです。 この「エイリアン・コヴェナント」、公開後のレビューを見ると見事に賛否分かれていて、どうしようもなくB級だったら嫌だなあと思いながらも、やっぱりプロメテウスの続編ということで期待も あったので劇場に行ってきました。 率直な感想は面白かった。 採点すると☆四つですね。(☆5個中) 個人的にはプロメテウスよりも飽きさせない展開で、意外とストーリーも深い。(意味不明なところもあるが) 全体的には新鮮味は薄いかもしれませんが、(エイリアンも何作もあるし)人から飛び出すエイリアンの描写は今のCG技術のせいもあるかもしれないが恐怖感はいまだに健在だし、グロテスク度は高いように思います。 レビューではエイリアンの出現度が低いように書いているものもありましたが、誕生期や成長後も出てきて結構満足度は高い。 なによりデイビッドによるエイリアンの実験、研究は凄みもあり恐ろしさもあり、ラストシーンでより創造主の謎が鮮明になります。 そもそも人類の創造主は何かというのが大きなテーマですが。 キャラクター設定はアンドロイド以外の個性が弱い感じも確かにあります。 でも主人公ダニエルズは後半に度胸と強さを見せつけられカッコ良かったです。 あとBGMというかサウンドも緊迫感があり、サラウンドで結構臨場感があって良い。

エイリアン(1)以前の設定でプロメテウス以降作っているのでそれなりに見る人によってはストーリー重視とも言える作品ですが、映像、ホラー度ともに満足のいく作品だと思います。
ただ、ラストは正直に言って後味が悪かった・・・。 けれど、時間が経つとともにあれはあれで良かったかなとも思います。 たしかあと2作エイリアンシリーズを作るそうなのでやはり期待です。

0 件のコメント:

コメントを投稿