乙(きのと・おつ)
地中に蒔かれた種は、土の成分や雨などの水分により
徐々にふくらみを増し、遂には表皮が裂け、新たな芽をだします。
やがて上に伸びゆき、地中をうごめきながら地表に出ようとします。
しかし、若く弱い芽は自らの思いどおりに伸びません。
地中の圧力によって、右往左往しつつ動くのです。
その行動自体が乙であり、念願を達成するまでの努力を絶対に怠ってはいけないことを示しています。
力強い実行ある者のみが成功を収めることになり、絶えず動くことが必要なのです。
休んではいけません。精神的につらいこともありますが、目標達成のために大きな試練と捉えるべきです。
未(ひつじ・み)
未の時間は午後一時から三時。
太陽光が西にかげり始める時で、季節なら立秋を過ぎた頃。
一日におおきな影を残すようになり、周囲も少しずつ暗さを増してきます。
樹が大きくなってくれば枝も葉も大いに繁ってきて、太陽光が遮られ、足元は暗くなります。
それは邪が大きくなることを意味するので、余計なものを思い切って取り除くことを教えているのです。
煩わしい問題や難問も明るくすれば答えは判明します。従ってジメジメした考えや、
はっきりしない行動は将来に弊害を及ぼす事になります。
方位は南を西であり、秋の夕暮前に至れば車両運転中にライトをつけようか悩む時がありますが、迷ったら明るくすることで、大きな災害から身を守ることにもなるのです。
裏鬼門とも言い、一日の終わりに近づく頃から万物に感謝を捧げることも大事。
自らの心も常に明かりを保つように努力してください。
正月に初詣に行けなかったので、
本日、昨年と同じく三重の椿大神社さまへ初詣をあわせ、厄払い(後厄)のご祈祷を受けてきました。
上記は椿さんの会報より抜粋したものですが、今年は乙未三碧木星の年です。
前途洋々の年というわけには行きそうに無い年ですが決して暗い年では無いのではないでしょうか。
むしろ耐えて努力次第で未来がひらけるとも言えるのではないでしょうか。
一年ぶりの椿さんは、やはり神聖な空気で心清められる思いでした。
残念ながら雨天候ではありましたが、幸いにも小雨でしたので参拝には些して影響はなく、無事お参りすることができました。
恵の雨でもあり、埃をとってくれる雨かもしれません。
改めて年頭にいろいろと思い、感じ、考えました。
今年も精一杯働き、修養し、来年へのステップとしたいと思うのです。
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